ゴー宣ジャーナル&エッセイ
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皆さま、こんにちは。DOJOサポーター中四国支部のしろうさです。
前回、秋篠宮殿下について書かせていただきました。
秋篠宮家を巡る闘い
今回は秋篠宮家の次女、佳子さまについてのお話です。
昨年8月に行われた、高校生手話スピーチコンテスト。
そのニュースを見て、私はびっくりしてしまいました。
何故かというと、佳子さまが手話であいさつの言葉を述べられた時、
途中から声なしで手話をされたからです。
普通、手話を使う時には声を出さないのが普通です。
なぜならろう者は聞こえないため、聞こえる人と同じように
はっきりした発音で声を出すことはできません。
(ろう者:聴覚障害者のこと。以下「ろう者」で統一)
中には聞こえる人と同様、はっきりした発音で声を出すろう者もいなくはないのですが、
それはその人が育った環境によるところが大きく、極めて稀な例なのです。
佳子さまは2021年5月から、全日本ろうあ連盟に嘱託職員として勤務しておられ、
職場でろう者と交流を重ねられるうち、今までの手話表現ではろう者の気持ちに
寄り添っていないと感じられたのでしょう。
声を出さなくても、顔の表情や体を傾けたりすることによることで
細かいニュアンスなどは伝えることが出来ますし、それによって佳子さまの手話は
今までよりもずっと読み取りやすく、豊かな表現に変わっておられました。
手話がある程度出来るようになると自信がつき、頑なに自分の表現に拘ってしまう
ものなのですが、ろう者のことを知ってほしいという強いお気持ちから
ご自分の手話を変えることを厭われない佳子さま。
佳子さまは今後も手話の普及のため、誰もが笑顔で暮らせる社会を目指して
ご活躍されることでしょう。
私はこれからも佳子さまを応援し続けていきます。
「応援とは何か」と云ったら、助けること、はげますこと、加勢することであって、それは対象の活動が続くように願ってのことです。(byケロ坊さん)
「ファン」としてあるべき姿とはどういうものかという、そのひとつの実例が、これだと言えるでしょう!(時浦)